1979-03-23 第87回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
○参考人(太田康二君) 私の説明がちょっと悪うございましたので、あるいは誤解をお招きいただいたかと思いますが、先ほど一般的に通常売り渡し、特別売り渡しの事例につきまして申し上げまして、過去に特別売り渡しの場合に随契でやったというようなことを私ども申し上げたわけでございますけれども、最近随契でやりましたのは、輸入バターと国内産バターを交換をいたしたことがございます。
○参考人(太田康二君) 私の説明がちょっと悪うございましたので、あるいは誤解をお招きいただいたかと思いますが、先ほど一般的に通常売り渡し、特別売り渡しの事例につきまして申し上げまして、過去に特別売り渡しの場合に随契でやったというようなことを私ども申し上げたわけでございますけれども、最近随契でやりましたのは、輸入バターと国内産バターを交換をいたしたことがございます。
あれを入れなければ、需給上国内産バターがかなり暴騰しただろう。去年はバターなんか需要量が減って、上期に一万一千トン入れたバターが、八月に入札に付したら十六トンぐらいしか売れなかった。そして、九月に、長く持てぬものだから、今度は乳製品指標価格を二〇%ぐらいダンピングして売ったという経過がある。約千トン売った。
なお将来国内産バターの増産と相伴って準増をするということを言われているのでございます。
こういう幼稚な国に、そういう極端に安いバターを持つて来て、日本の国内産バターを撹乱するとか、あるいは酪農振興を阻害するような政策は断じてとつてはいけない。大体大蔵大臣がバターが高いから安くするために入れるのだなんと言うことは大きな間違いであろうと思うのであります。これに対して大蔵大臣の納得の行く御答弁をいただきたいと思います。
○小平(忠)委員 大蔵大臣にもう一点お伺いしておきたいのでありますが、その閣議の際に、主務大臣たる廣川農林大臣は、昨年来いわゆる政府の方針として畜産奨励、畜産振興の見地から、まことに画期的な政策をとりつつあつたというような段階において、外国バターを輸入することによつて、国内産バターの圧迫をするような見地から、閣議の席上、廣川農林大臣は反対しておるに対して、大蔵大臣は、それに発言をせられて事情を説明し